旅立つパスタはカルボナ~ラ味

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俺はカルボ。よろしく。 みんな知ってるかい。カルボナ~ラの使いを。 俺も最初はウソだと思っていた。 みんなもウソだと決めつけるのはこいつを読んでからだぜ。 ある日。俺は生まれて14年間の中で一番、神秘的な体験をした。 『おばちゃん卵6つちょーだい』 『はいよ』 ポケットから小銭を出して走って帰った。 『転んで卵割るよ~』タッタッタッタッ― ゴツッ。 『うわぁー』 案の定こけた。 卵もグシャリと潰れた。 その時だった。突然、卵が光だした。 『なんだ。』 辺りが黄色くなり天から細い糸のようなものがたれてきた。 俺は急いでこの場から離れようとしたが体が動かない。しかも、さっきの細い糸のようなものが目の前にあった。 僕の体にそれが巻き付いたシュルシュルシュル。
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