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「これ…何?」
リーリアは懐中時計を不思議そうに見つめた
「時計だよ…時間を見るもの…知らないの…」
リーリアはコクンと頷いた
「嘘…本当にずっとここで…」
フランはリーリアに抱き付いた
しかしリーリアは特に反応もせずにただ立ち尽くだけ…
「明日も来るよ!絶対!」
レミリアがフランの肩にを置いた
「フラン…今日はもう帰りましょう」
「…うん」
フランはリーリアから離れる
「大丈夫…明日も来るから…」
そう言うと精一杯の悲しそうな笑顔を作った
そしてフランとレミリアは地下室から出た
フランは泣いていた
「フラン…」
レミリアは慰めるように後ろから両肩に手を置いた
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