夏の日。

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突然の面接応募にオーナーは焦りながら 『あっ… じゃあ奥に入って下さい!!』 と言って女の子をバックルームに 連れて入って行った。   『あの子 すっごいかわいかった!』   思わず一緒にバイトに入っていた女の子にそう話し掛けた。   『そうやね! 入ったらいいんだけど…』 そんなやり取りをして いつも通り業務に付く。 正直その間バックルームにいる突然の訪問者が気になって気になって仕方が無かった。 レジも上の空でバックルームから聞こえてくる微かな話し声に敏感に耳を傾けて全神経をそちらに集中させていた。 そしてしばらくするとバックルームからオーナーと面接に来ていた女の子が出てきた。
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