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嗚呼…
今日も君は綺麗だね
他の女なんか目に入らないよ
君を見たその日から僕は
青く
冷たい
情熱の虜だよ
その情熱ではない情熱は
日に日に僕はの中で大きくなっていくんだ
愛らしく美しく
愛しい我が君
そして今日
僕はついにその形だけの情熱に
躯を奪われてしまったんだ
…いつもは遠くでしか見ていなった君
今日は真後ろに立っているよ
嗚呼…
君はとても甘い薫りがするんだね
…あ、電車が来る
そして僕はタイミング良く線路に飛び込んだ
…勿論
愛しい我が君を
一生僕のモノにするために
手を引いて…―――
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