13人が本棚に入れています
本棚に追加
「校長~やめて下さいよ~」
わかりやすく言えばそこには三人の人間がいた。
セーラー服を着た少女
ゴスロリの危険が有る服を着た男
スーツを着た女性。
スーツの女性は腕に赤い腕章を付けている。
「次はネコミミですか?」
「いや、和服美人も捨てがたい」
男と女が会話する中、少女は一人、うつ向いていた。
「このドレスもなかなか……ん?」
まずい、気付かれたか。
咄嗟に薔薇は銃を構えた。
……おかしい、こちらを見上げているのに何もして来ない。
すると男がニヤリッ( ̄ー ̄)と笑った。
瞬間、薔薇は知った。
逃げるべきだと。
「ツインテールに……」
薔薇は逃げ出した。
そりゃ、もう必死だ。
体が言っている。
逃げろと。
「ツインテールだ……」
先程、校長と呼ばれた男の目がこれ以上無い程に輝いた。
最初のコメントを投稿しよう!