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俺はただ一緒に居たかった。
ただ隣に座ってるだけで良かったのに。
言葉をかけてくれたのはお前だった。
その時、言葉にできない感情が心臓から、いや体中から吹き出た。
いきなり胸が苦しくなったり、脈が早くなったり。
これが"好き"なのか、、、、
この時初めて愛を知った。
次の日また話してくれた。
くる日もくる日も。
そして俺らは付き合って、デートをして、映画をみて。ごく普通のカップルだった。
ある日の朝俺は一本の電話で目を覚ました。それは彼女からだった。
「ごめん、朝早くに。」
普段電話を好まないお前が掛けてくるなんて。それに声が暗かった。するとこういった
「別れよう。」
と、何故?と聞きたかったけど、その反面怖かった。
その時何も言えなかったかた、メールで送った最後の言葉。
「電話や直接だと涙がでる、だからメールで許して欲しい。ずっと言えなかった、言葉がある。俺人好きになるの初めてだからさ、どう表現したらいいのかわからないけど、お前のことが好きだ。初めて愛した女がお前でホント良かった。ありがとう。そしてさようなら、また会う日まで。」
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