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*理子の視線から
‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡
「痛いっ‼お母さん辞めて………もう辞めてよ‼‼」
――――――痛い――――――
「人形なんて‼人形なんて‼…無くなってしまうばいいのよ」
―――――やめて‼―――――
私は走った人形の入った大きな鞄と財布と携帯だけ持って家を飛び出した.
「理子っ待ちなさい‼」
.
言葉なんてもう聞こえない
走った何年も住んで居るこの町
知らない道を必死に駆け抜けた
一体どれくらい走っただろう
「ここ何処?完全に迷ったっぽいんだけど」
私は知らない道をとぼとぼと歩いた
細く長い階段があった
「上がってみるかな」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
上ること数10分
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「はぁはぁはぁ」
やっと上についた
そこからは町全体が見下ろせた
「凄い…」
見入ってしまった
そして数歩歩いてふと立ち止まるとそこにはお店があった
「こんな住宅街のはずれにお店?」
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