第三話お店の中で

2/2
11人が本棚に入れています
本棚に追加
/9ページ
「開いてる?」 私は扉に手を掛けた [チリンチリン🎵] 綺麗な鈴の音がした でも、ちょっとありきたりな気がする 「あ…………開いた」 中に入ってみよう🎵 迷惑かなぁ 私は好奇心に押され中に入った そのときふっと嗅いだことの有る香りがした 「薔薇の香りだ」 そう薔薇の香り 「お母さん………」 お母さんが好きな薔薇 お母さんの顔が頭に浮かんだけど -掻き消した- (母さんの事は忘れなきゃ) 取り敢えずドアを閉めて中を見てあるいた 壁紙は白地に薄ピンクの薔薇の絵の壁紙 壁際には硝子ケースが並んで人形が飾ってあったり人形の服が掛けてあった お店の中央には円形の大きなテーブル テーブルの上には小物類があった オルゴールやブローチ ペンダント、ブレスレット、ピアスやイヤリングとか テーブルの真ん中に薔薇の花が飾ってあった 真っ赤な薔薇… 奥の方にカウンターと扉が有って扉の横に大きな鏡が飾ってあった アンティークの綺麗な鏡 カウンターの向こうにある壁には 紅茶の入った瓶にいろんな色の糸があった 小物類や人形や服は良く出来ていた 鏡をみていたら……… 「………誰か居る?」 奥の扉の向こうから声がして [ガチャリ] 扉が開いた
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!