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忙しい日々の中で
いつの間にか景色(まわり)が見えなくなってたんだ
気付かない間に
僕の色彩(かんかく)は鈍って
僕の世界はモノクロになっていた
過ぎ去っていく日々に疲れて
夢が何だったのかを見失った僕…
ふと顔をあげた時見つけたんだ
真っ黒な夜の闇に
モノクロで表せない輝く星(ひかり)を
どうして忘れていたのだろう
僕を照らしてくれるモノは
太陽だけだと思い込んでいた
太陽の力が無ければ
僕に届くことのない星(ひかり)もあるけれど
自分の力で輝く星(ひかり)もあるってことを
そう…自分で輝くことができなくても自分の力だけじゃ小さな輝きだとしても
輝いていることには違いないのだから
自信を持っていいはずさ
下ばかり見るな
後ろを振り返るな
目を開けるんだ
僕にも見えた
気付けばこんなに景色(まわり)は
色があふれていて
そんな当たり前のことが
嬉しくて少し笑えた
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