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「阪理工大附高の1年、
オレ松井 亮でぇ~
そんでこっちが、
吉永 聖児
よろしくなぁ」
と言った後に続いて、
「星陵高校1年の
中居 咲子です!
こっちは、
鳥井 葵で、
こっちが加納 千夏」
『よろしくぅ~』
葵、千夏が言う。
「あのさぁ、
いきなりで
ビックリするかも
知れんけど、
今日学校帰りに
駅前の商店街の
中のさぁ茶店に
寄るんやんかぁ~
良かったら来てやぁ
待ってるし」
「わかったぁ、
3人で相談して
決めとくわ~
じゃあ、バイバーイ」
と咲は言った。
「待ってんで
来てくれるまで
待ってんでぇ」
5人は別れた。
3人になった所で
千夏が言った。
「なぁなぁ、
理工って私学の
お坊ちゃん
校やんなぁ~」
「お金持ち!!
そして、男子校ー」
と咲が言った。
『なんかぁ
咲が言うたら
意味あり気やなぁ~』
と葵が言うと、咲は
「意味
アリアリやぁん!
男子校やでぇ~
邪魔な女子が
いてへん!
つう事は
ライバルが少ななる
つう事やんかぁ~」
「咲の目の
付けどころには
感心するわっ」
と千夏が言うと、
3人は大きな声で笑った。
一瞬静まる・・・・・・・
顔を見合わせた
3人の顔つきが変わる。
「『遅刻するぅ~』」
3人は学校まで
猛ダッシュした。
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