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なかなか姿を現さない奴に苛立ちを感じ、
「さっさと出て来い!」
叫んだ。
「相変わらず、ルカは、せっかちね。」
やっと、現れた。
「コーバー、今回の願い、聞いてくれ。」
「いつも無償で、願いが叶うと思ってるの…?」
「…何が欲しい…?」
コーバーは、言った。
「そうね、あなたの命。」
「やれる訳ねぇだろ。」
「ふふふ…。
そう言うと思った。」
と、笑った。
「どうしたら、願い叶えてくれる?!」
「…今回の願いは、いつもと違うのよ。
寿命を半分いただくわ。」
「…それは…譲れないのか?」ルカは聞いた。
「えぇ、絶対にね。」
今回のコーバーは厳しい。
だけど、今、相棒を見つけないと…。
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