奇跡の鈴鹿四時間耐久レース優勝へ

思い出話

赤旗中断したレースはコース清掃後再開した。
品川君のマシンはボロボロでもう再スタートするのは無理だ。
ところが再スタートしたレースでまた赤旗だ！
こんどは１３０Ｒで事故が！幸い怪我人が無かったが今日のレースは目茶苦茶だ。
すると品川君含め事故の当事者に集合の放送がかかった。
木山君はもう亡くなっていた。
警察による事情聴取だった。事情聴取は夜遅くまでかかった。
僕達は品川君をずっと待っていた。
やっと帰ってきた品川君と食事に出かけた。

腹減ったよなあ。

今日は疲れたわ。

とりとめの無い話をしてお腹が満ちると、木山君の話になった。
木山君は僕らの直接の友人では無いが、レース仲間なので知っていた。

前日コンビニで合ったったよな。

木山君はアグレッシブなライディングやったから、近寄ると怖いねん。
即死だったらしいで。

次の週末、僕達は松ちゃんコーナーに花を捧げた。
この場をお借りして改めて言います。
故木山昭二君のご冥福を心より御祈りします。