奇跡の鈴鹿四時間耐久レース優勝へ

そうゆうことか

暫くして、元チームメイトの中城君が、姉妹のうち妹の朱理ちゃんに、話し掛ける事が多くなった。
あれよあれよと言う間に、二人は付き合う事になったようだ。
今はまだ、彼女も僕達のチームにいたので、僕達が、送り迎えをしていた。
僕達がサーキットに連れて来て、中城君のヘルパーをして、僕達が送って帰す。
何か、アッシーみたいだな。
ともあれ、二人が幸せなら祝福しようじゃないか！
中城君も、さすがに悪いと思ったのか、僕達に言った。

ごめん、付き合う事になったから、これからは俺が送り迎えするわ。

彼女も中城君のヘルパーとなり、お姉さんもそちらに移籍して、めでたし、めでたしだ。
サーキットには彼女以外連れて来てはイケない！って誰かが言ってたが、本当かも。
いや、僕達かボンクラなだけ、が正解だ。
とにかく、来シーズンに期待だね。
あんまり、楽しい話にならなかったなあ。