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それぞれの思い
僕達4人は同じチームメイトだ。
僕は山野、皆の中では一番年上だ。
次は品川君、彼は僕らの中では一番速い、いわばエースライダーだ。
それから稲村君、皆にイネちゃんと呼ばれてた若手だ。
イネちゃんは、その時所属していたチームのメカとして働いていた。
最後は海原君、彼は大学生だった。
みんな、まだまだレーサーとしては駆け出しのヒヨッコだったけど、夢だけは人一倍だった。
それぞれにチームを離れる理由は様々だったが、新チーム、ここでなら自分達が輝ける!って思いだけは同じだった。
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