哀願

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哀願

傷付くと わかっていました 泣き出すと 思っていました 小さく謝ると 予想していました あやまらないで なかないで きずつかないで どうか どうか それでもまだ 想いは消えない 怒り? 苛立ち? 悲しみ? どれでもいい 羞恥で死にそうなんだ すべてぼくのみがってなエゴだったんだよ お願いだ 許して そして せめて優しく 殺して
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