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時は、20×5年09月29日。
地球圏、オーストラリア大陸において
地球連○軍とジ○ン公国軍がUC戦争勃発、
2年以上に渡る戦争についで、
20×7年12月15日。
泥沼化した戦争は遂に終結。
戦争終結の連絡を聞き、
戦地から航空輸送機
『ミデア』によって、オーストラリア大陸 西方面に位置する、
パース連邦軍基地に帰還途中の一人の連邦士官『バサラ』の姿があった…。
連邦軍輸送機パイロット『少尉! バサラ少尉!
後、2~3時間でパース連邦軍基地に到着予定であります!』
バサラ『ん…、了解。ありがとう…。』
連邦軍輸送機パイロット『ハッ!』
バサラ(やっと戦争が終わった…。この戦争によって戦友や家族を失なってしまうとはな…。)
バサラは複雑な表情を浮かべながら、ミデアのシートの窓から、オーストラリアの空景色を眺めていた。
連邦軍輸送機パイロット『少尉、任務ご苦労様でした!まだ時間掛かるのでゆっくり睡眠を取られたらいかがですか?』
輸送機パイロットはそう言った。
バサラ『そうだね。最近、連戦続きで疲れたからお言葉に甘えて眠らせてもらおう。』
バサラはそう言い、眠りに着いた。
それから、1時間後。
連邦軍輸送機パイロットA『ん? 』
連邦軍輸送機パイロットB『どうした?』
輸送機パイロットA『レーダーに異常かな?』
輸送機パイロットB『敵機か?戦争は終結したはずだか?』
輸送機パイロットA『しかし、妙だな…?
ん?!オイ、目の前を見てみろ!!』
輸送機パイロットB『何だありゃ?
いつの間に暗雲が…。』
ミデアの進行方向に突如真っ黒な暗雲が立ち込めていた…。
輸送機パイロットB『このまま突入する気か?!』
輸送機パイロットA『大丈夫大丈夫♪気にしない気にしない♪だって戦争が終わったし。このまま行くぜ!』
バサラが乗ったミデアは不気味な暗雲の中に突入した。
『ピカッ!!ゴロゴロ…!』
『ドドーン!』
暗雲の中は雷鳴で轟いてた。
バサラ『グーグー…』
バサラは任務による疲れの為か、深い眠りに着いていた。
輸送機パイロットA『…ちと、ヤバくねぇ?』
連邦軍輸送機パイロットB『だよな?』
輸送機パイロットのセリフの直後、ミデアの姿が空から消えた―。
バサラの不可思議な冒険が今、始まる…。
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