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国王との謁見
午前10時過ぎ―。
女将はバサラを国王が居る謁見の間まで案内するため、宮殿に向けて城下町を通った。
城下町は色々な店舗が並び、武器を扱う店や、頑丈な防具を売っている防具屋、それと怪しげな中国人?が店主のアイテム屋。
色々なお店が立ち並び、女将が先程述べた様に、各種族がにぎやかに交流を図ってる。
ダンスに夢中なのか、エルフと思われる女性が踊っていた。
個人で露天商売する者や、別種族同士が仲良くお喋りしてる者達等々…。城下町は大変活気に満ちていた。
バサラ『女将さん、城下町は賑やかで良いですねぇ~。』
と、バサラは女将の後ろを着いて行きながら喋った。
キャロライン『今日は特に人は多いわね。
良い事だわ。』
女将は城下町を見たわしながら答えた。
キャロライン『もうすぐ宮殿よ。』
女将は、城下町の中央の広場の階段を登り、国王の宮殿に向かった。
流石、ヒューマン唯一の国なわけで警備兵がそこらじゅうに配置、巡回をしている。
バサラ(こりゃ警備はかなり強化してるな…。悪事を働くと間違いなく捕まるな。気を付けないと…。)
バサラは心の中でそう思った。
そして、いよいよ国王との謁見の間にたどり着いた。
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