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王の謁見の間に着いたバサラ達。
すかさず、女将が国王に向けて膝をついて敬礼をした。
続けてバサラもすぐさま膝をつき、深々と敬礼をした。
国王の謁見の間には、国王と近衛兵と騎士団長と思われる騎士が立っていた。
女将は膝を着いたまま、国王に向けて喋りだした。
キャロライン『国王様、連れて参りました。』
リヒト国王『…うむ。』
国王は威厳高く、そう答えた。
キャロライン『…では、私は酒場の仕込みがありますので失礼します。』
女将は膝を着いたまま国王に向かって申し、その場を立ち去る。
キャロライン『じゃ、後はよろしくね。』
女将はバサラにコソっと喋った。
バサラは少々不安を感じつつも、国王に向かって喋った。
バサラ『国王様、お初でございます。バサラと申します。私に何用でごさいましょうか?』
バサラは恐る恐る国王に話し、
国王は口を開いた。
リヒト国王『 わしは、リヒト・デル=ラゴス。貴公の事は女将に聞いておる。 』
国王はバサラに低い声で言葉を発した。
リヒト国王『…今、現在のロハン大陸は神々の反乱の為に混乱に陥ってるのだ。
凶暴化したモンスターや敵対種族による襲撃
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