+第四章+

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  いつしか時は流れ、二人が出会ってから1ヶ月が経っていた。     璃依は返ってくるはずがないと知りながら、 いつも紫苑に話し掛けた。   そしてまた、紫苑も応えられないなりに羽根をばたつかせた。   まるで二人が見えないどこかで会話してるように…。   二人の仲は急速に仲良くなっていった。   そんなある日、璃依が呟いた。   「アゲハチョウ…君はなんで、そんなに永く生きているんだい??」   紫苑を手に乗せながら問う。  
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