+第六章+

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  目が覚めるとそこは、花がいっぱい敷き詰めてあった。   紫苑はその場から離れようと飛び立った。   が、透明の厚い壁に阻まれて離れることが出来ない。   何故ならそこは虫かごの中だからだ。   紫苑は訳がわからず羽根をばたつかす。   すると、ひょいっと顔が覗いた。  
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