+第八章+
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「ああ、姫様」 村人達は次々と姫に駆け寄った。 姫は一度村人達にお辞儀をすると、一人の老婆に聞いた。 「あれが…紫の桜ですね??」 「はい、そうです。長寿や治療にも効果があると」 「そうですか。あちらは??」 姫が見た先には、蝶が止まっている青年璃依がいた。
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