+第九章+

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  そんな時決まって二人は声を揃えて言う、   「「友達ですから」」   そして顔を見合わせて微笑む。   そんな姿を見ていた紫苑は胸が痛くて、苦しかった。     嗚呼、神様…。   貴方は私を蝶にさせただけではなく、哀しみという感情まで与えたのね…。   こんなことになるなら…【好き】なんて感情もいらなかった。   貴方はなぜ…   私をそんなに苦しめたいのですか…??  
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