+第二章+

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  紫苑はふいに紫椿の元へ行ったみた。   するとそこには、一人の青年が立っていた。   ここは山の奥深く… 人なんぞ来れる場所ではない。   紫苑も人を見るのがこれが初めてだった。     青年はすっと深くまで紫椿を見つめている。   その瞳に紫苑はどきどきしていた。     これが恋の始まり。 悲劇の始まり。
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