プロローグ

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                                                            15年前、戦争があった。   かつての雄武国家、ベルカ公国が比類無き工業力と精強な軍を使い世界に最後の戦いを仕掛けた。                緒戦こそ精強な軍は力を遺憾無く発揮したものの、連合軍の物量に押され国内にまで攻め込まれ、遂に追い詰められたベルカ人・・・                                                            彼らは自らの土地で7発もの核を起爆させ自らを北の谷に閉じ込め凄惨な戦いを終わらせた。                                                               そして、大陸諸国は武器を捨て、手を取り合う道を選んだ。                                                               ・・・はずだった。                     それに世界の市民が気付くまでに幾年かの時間がかかることになる
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