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...電車の中
ガランガラン...
純『姉ちゃん本当にこれで良いんだよな?』
純の声はかすかに震えていた。
美麗『これで良いのよ~
お姉ちゃんを信じて~(笑)』
あの人の所には絶対に居てはいけない...
美麗は弟を心配して家を出ることを決めた。
純『でもこれから何処に行くの?』
心配するのは当然だった。
美麗は今までバイトをしてきたが、その金の殆んどは父の酒代に消えており所持金はそれほど多くは無かった。
美麗『行く場所ならもちろん決まってるわよ~。』
純は少し嫌な予感がした..
姉は自分ではしっかりしてると思っているが、実際はド天然で単純だからだ。
美麗『私達が目指す場所は
東京よ~♪』
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