髪の毛

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奥からきた女が言う なにやら蛇たちはうずめきはじめすでに混乱しているようだ やがて触手は性器や膀胱さらには口に入りはじめる ソレはペナギナも例外ではない 「やっ! こらっ! エスタ! フレーレ!」 (だんだん) と触手をたたいて殺していく 「ちょっと! こらっ! 変態男女!」 ペナギナが騒ぐ 「私は変態女よ!」 女が言う 「変態! その技はやめろ!」 ペナギナが暴れる がすでに体液が体につき彼女も意志を保つのに必死のようだ 「やれやれ 終わらすか」 (ぎゅうぅう) やがて触手の力は強まり蛇たちは唾液を口から垂れ流し痙攣する と (しゅるっ) と音をたて触手は天井や地面、壁に消えていく (ぱたっ) とペナギナが座り込む 「殺し方がえぐい」 「エレガントと言ってほしいものね」 ペナギナに奥からきた女が言う 「心にもないことを…」 ペナギナが言う 「苦しそうね」 奥からきた女はペナギナに向かい手をかざした 「」 女が言うと (ぱぁ) とペナギナの体から蒸気のようなものがあがる 「… …まったく」 間を置いてからそう言いペナギナは立ち上がる (ぱんぱん) と服についた埃をはらう 奥から来た女… 容姿はこちらも隠すとこを隠さずそれでいてがっちりと金色の鎧をまといひらひらと青い布がところどころに見える 「でもあなたはこの力がほしいのよね?」 金色の女が言う 「そうなんだけどさ」 ペナギナが笑う 「はい」 と金色の女の手には一本の髪の毛のようなものがのっていた
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