髪の毛

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それはダンバズと呼ばれた巨像から生えているようだった (ずがっ) と巨像の横…地割れがはしり手が出現する 耳から手が生えているようだ 「合体完了」 金色の女はうれしそうだ 「…」 ペナギナのこめかみ辺りから汗が見える 「うーん」 「なによ?」 困ったような顔の金色の女にペナギナが問う 「あなたも使えるのよ? 使い方分かんない?」 金色の女が言う 「うん」 ペナギナがうなづく 「まぁ慣れないかもだけどイメージするだけでいいよ」 金色の女が軽く言う 「イメージ…」 ペナギナが目を閉じる (ギュギ…) 「うわぁああ」 ペナギナが悲鳴をあげる 「ゴメン… ちゃんと痛み止めしなきゃ… 」 金色の女が言うとペナギナに魔方陣がはりつき体のなかに消えていく 「はぁはぁ… ありがとう」 「どういたしまして」 金色の女がほほえむ と (ぶちっ…がたっ) ペナギナの腰まわりの装備が床に落ちる よくみると彼女のお腹がみるみるふくらんでいく (ブツ…ギリッ) やがて皮が裂けはじめる おぞましい自分の体にペナギナは顔を白くする 白い巨大な目玉… それをおおう赤い殻… そこから伸びる足… それはカニや海老を連想させる (ズドン) ペンチのようなかたまりが床におち、ペナギナの綺麗な腕が膨らみはじめる (ギッ…ガメギリ…)腕の中からワニのような口が顔を出す そして 「CiWoeGKbb!」 ペンチのような武器に食らい付く
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