0人が本棚に入れています
本棚に追加
/17ページ
「ドラゴンが二体か…」
そうつぶやく一人の少女…
その頭上を回りながら飛ぶ二体のドラゴン…
「GugIISuYgGvAaa!!」
ドラゴンは泣き叫ぶ
そして少女に向け炎を吐く
(ぶおわ)
「ドラーガ」
少女がささやく
と少女の頭上少々斜め前に赤い円形の魔法陣が広がる
(がんっ)
炎が魔法陣にぶつかる
と、魔法陣を炎もろとも突き破り少女は空中に浮いていた
ドラゴンは二体とも驚いたような表情をする
(ずだーん!!)
ドラゴンはいきなり数十メートル下の地面に叩きつけられる
まわりの木をうまくよけもろに地面にむき出しの場所でドラゴンは横になっていた
ドラゴンのまわりをゆっくりと砂埃が動いている
地面に向かって拳をおろした状態で少女は止まっていた
少女はその態勢を変えずもう一体のドラゴンを見てにやりと笑う
(ずどんっ!!) ともう一体も
今度は木に突き刺さり仰向けになっていた
お腹は赤く染まりそこからまっすぐ天に向かって赤い木が立っていた
「ルバダ・デェシェ・デェシェ」
彼女がそう言うとゆっくりドラゴンたちを魔法陣が包み込み
ぱっと跡形もなく消えた
「私に勝てるわけないじゃん
ふんふーん♪」
鼻歌を歌い森の中をスキップしていく
彼女の攻撃力にも驚くがさらに驚くのは彼女の服だ
見た目はファイターだが胸は外に露出し
彼女のスカートも真ん中で開きたまに彼女の秘部が見え隠れする
そしてそんな小柄で大胆な服をしている少女の獲物は彼女の両腕にはめられた巨大な赤い鉄のかたまり
それはまるで巨大なペンチのようだ
それを軽々とぶおんと音をあげながらスキップしていく
最初のコメントを投稿しよう!