対KEEP戦

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(だんっ) またシスターに向かって拳をたたき込む 「加速しはじめた?」 シスターはつぶやく 彼女がドームとシスターの間を往復するたびにスピードが上がっていく 「なるほど… ドームと技の起爆の連携か… 金網デスマッチ…金網を使った応用技ですか 確かにすばらしいです」 シスターがささやくように言う 「ベリアル・クロジナ」 そう言いながらペナギナはシスターに突っ込んで行く 拳を振りかぶりたたき込む (どん!) シスターは耐え切れず吹っ飛ぶ とシスターにペナギナが追い付き左腕から次の一撃が放たれる (ずどん) 勢いで二人はドームにぶつかりそうになる (だんっ) ドームの一部が爆発し二人はまた戻される 飛ばされる中ペナギナはさらに右の拳も加える (ずどんっ) (ずざぁあぁぁあ) 二人は地面にたたきつけられる が、ペナギナは態勢を建て直し (がしっ) シスターをペンチでしっかり握りあげ自分の腕もろともシスターを頭上へ押し上げる (ずがんっ) 「フレーレ」 ペナギナが言うと目の前に魔法陣が出現 (だんっ) 爆発の威力を使って自分を止める (ひゅー) と上からシスターが落ちてくる 「フレーレ」 シスターがささやく (だんっ) 地面に着くかの一瞬 魔法陣の起爆で宙に戻りペナギナとの距離を一気に縮める (がしっ) ペナギナをしっかり掴む 「なっ」 ペナギナは驚きの表情を見せる 「余裕は禁物だよ」 シスターはうれしそうに言う そして見慣れない怪物が目の前にいた 全身紫色で下半身は蜘蛛のようだ
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