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「俺ね、昨日ね…」
先輩と手を繋ぎながら登校中。
…先輩の話…長い。
あたし合図ちしか打てないや。
「…先輩…そろそろ他の生徒さん方と出会ってしまう確率が高くなる時間なので。」
「なので？」
「手、離してください。」
「…もう…？」
「……」
「離さなきゃ駄目？」
…
そ、そんな哀しそうな目したって…っ
「…先輩、あたしがどうなってもいいの？」
「…良くないに決まってるじゃん」
「じゃぁ離してくださいよ。先輩と居る所見られたら大変；
特にクラスの女子とか」
「むぅ……」
哀しそうな顔して、ようやく手を離してくれる。
「…別にさ、俺と千香ちゃんが付き合ってたって誰も文句言わないよ」
「…けど…まだやっぱり怖いです…(*x*；)」
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