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‐真紀side‐
「‥‥‥‥うぅ‥‥‥‥ん‥‥」
(なんか、おでこ冷たくてキモチイイ‥)
真紀は意識を取り戻し、ゆっくりと目を開けた。
目の前にはどこかで見たことがあるような天井。
額には濡れたタオルがあった。
ゆっくりと上半身を起こし周りを見渡す。
真紀は知らない部屋の知らないベッドで寝ていた。
(えっ⁉ここどこ⁉⁉)
真紀はびっくりして、勢いよくベッドから出た。
ガタっっ
すると、まためまいに襲われ目の前が真っ白になり膝をついて倒れてしまった。
「なんか力が入らない‥‥」
ガチャ🚪
その時、部屋のドアが開き誰かが入ってきた。
顔をあげるとそこにはスポーツドリンクのペットボトルを持った男の人が立っていた。
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