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亮「真紀ちゃん💦 ちょお待ってって❗」 真紀はその声が耳に入らないのか、そのまま歩いていく。 亮は真紀に追いつくと腕を掴んで呼び止めた。 亮「真紀っ‼」 真紀は腕を掴まれたことと呼び方が、ちゃん付けから呼び捨てに変わっていたことに驚き振り向いた。 亮「ごめん。つい呼び捨てにしてしまって」 真「‥‥‥‥‥」 亮「いきなりどおしたん? ビックリするやんか」 真「‥‥‥ごめんなさい」 亮「そんなにみんなが嫌やったんか?」 真紀は首を横に振る。 少し涙目になっていたのを見られたくないのか、それとも無意識になのか少しうつむいている。 亮「じゃあなんで? みんなビックリしてたで? 勝手にみんなと来てしまったのは悪いと思ってるよ? でも、どうしていきなりあんなこと言うたん?」 真「‥‥‥‥‥」 亮「ちゃんと言ってくれんと分んやん‼‼」 ビクッ💥 .
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