殺人鬼になった私

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『ただいま。』 『おかえり!お父さん今日帰り8:30みたいよ。』 『そうなの。夜ご飯なに?』 『アンタの好きなハンバーグよ。一緒につくる?』 『私、宿題があるもん!だから出来ませーん。』 『はいはい…早く宿題終わらすのよ。』 『はぁい。』 ガチャ 宿題が有るなんてウソ。 私は今日夜中に人を殺す計画をたてたいだけ。さて…どうするか… 『あっ!このノートお母さんや、お父さんに見付からないようにしなきゃ。』 そう言いながら私は引き出しにちょっと細工をした。 『こうすれば、ノートは見付からないだろう。』 夜、8:30 『ただいまぁ』 『おかえり!お父さん。』 『おぅ!ただいま。』 『ご飯、食べよ!』 『なんだ?先に食べたんじゃないのか?』 『この子がお父さん帰って来るまでご飯食べないって言ってあなたの事待ってたのよ。』 『そうか。そうか。なら…ご飯食べようか。』 『お母さん、ごちそうさま。』 『食器は置いときなさい。片付けておくから。』 『ありがと。』 私はこう言って自分の部屋に行った。 深夜・2:00, 『さすがに…二人とも寝たよね。』 音をたてないように私は玄関まで行った。 手に持っていたノートを靴だなに置いた。 靴をはいてノートを持った。そしてゆっくりドアを開ける。 嗚呼…外は真っ暗。当たり前だけど… 私は鞄から、懐中電灯を取り出した。 『よし…準備完了。ってあそこに居るの誰だ…』 私がいる所とは違う所に誰かが居た。背丈はあまり、私と変わらない感じだった。待てよ…アイツまさか… 『まさかだけど…月野。』 私は月野の所まで近付いて行った。 『ねぇ…アンタ月野?』 『えっ!?お前…なんで…』 『そのノート…アンタもデスキッドだったの』 『お前こそ…っ~か、お前は誰を殺すんだ…』 『速水先生。』 『同じじゃん…』
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