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わめくシマキを無視し、ラキアは門の外へと歩き出した。
シマキも叫びながら後を追う。
街から少し歩いた草原に『教習場』はあった。
すでに3人の人間が緊張した面持ちで立っている。
ラキアはせき払いをした。
「うぉっほん、…これより新米ハンターのための教習会を始めるぞい」
(あ、なんだ、そういう教習だったワケね)
ようやく納得のいったシマキは大人しくなった。
「それでは、本日の参加者たちよ。まずは自己紹介をしなさい。名前と種族、それに職業じゃ」
「は、はい!」
ヒューマンの1人が勢いよく返事をする。
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