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君は知ってたんだね
僕が何者であるかを
だけど目の前にいる
僕の姿になんの偽りが
あるという?
年齢や住所や
背負うものなんて
本当は関係ない
その目に映る僕は
僕でしかない
し君は君でしかない
そこに余計な距離感を
作ってしまったら
これ以上はもう
近づけないだろ?
顔や体は必要だけど
それさえ無視して
ただ溶け合いたいよ
ひとつになりたいよ
そうすれば
何を疑うこともない
そうすれば
何を隠すこともない
君の核と
僕の核が合わさるだけ
そのために
何がいる?
必要なものなんて
ないさ
君と僕の
存在さえあればいい
邪魔なものしかない
必要なものなんて
ないさ
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