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今日から学校……
軽く行きたくないな。
中学の時はよく屋上でサボってた俺。
はっきり言って面倒です。
と、俺は思ってるはず。
今はまだ夢の中だし、このまま目覚めないでおこうかな。
「お兄ぃ~ちゃん!早く起きないと遅刻しちゃうよ?」
我が麗しの妹、柚実が起こしにきたので起きざるを得なくなった……はずないだろ。
「もう起きてるよ……。だから、あと4時間寝させてくれ。」
俺はもう1度布団に潜り込むと、腹の上に圧力を感じた。
馬乗りと言うやつだろうか。
「……起きないなら、キスしちゃうよぉ?」
「……バカ。」
柚実をどけたあと、頭の上に手刀を振り下ろした。
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