藤田追憶【始まりの日】

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藤田「次の依頼は…これか。」 机の上にある書類を取る 藤田「施設の破壊か。ん?【人工生命体の研究の疑い有り】か。ま、俺には関係無いか。」 野太刀【鬼人刀】を担ぐ 藤田「行くか。」 藤田は普段通りに仕事へ行った。特に感情もなく、ただ仕事をこなすために…。 藤田「さっさと終わらせてしまうか。簡単な仕事だ。」 藤田のそばでは既に見張りが2人倒れていた 藤田「見張りでこれなら楽勝か。」 施設内に入って行く 警備員「ん?君は?」 藤田「悪魔さ。」 一瞬にして斬り裂く。赤い鮮血が地面に垂れる 警備員A「侵入者だ!」 警報を鳴すと他の警備員が次々と入ってくる 藤田「五月蠅い。」 斬っていく。次々と。藤田が歩いた後には屍が転がるほど、何人も死んでいく。それでも藤田は顔色一つ変えなかった 藤田「軽いな。」 野太刀に付いた血を払い、鞘に収める そしてその施設を破壊しながらの人員抹殺が続いた。 藤田「これで最後か。」 ある人員の首を貫く 藤田「この部屋…まだ見てないか。」 藤田は目の前のドアを見る。
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