第三話 旅立ち

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そして放課後、 龍「拓磨ぁ~」 拓磨「何だ?」 龍「今日家に来るんでしょ?」 拓磨「あっ! そうだった!」 龍「じゃあ行こうか」 拓磨「ああ、 そうだな」 そして2人は学校をでて、 家に向かい、 着いた。 龍「ただいま~」 拓磨「お邪魔しま~す」 2人は家に入ってすぐに、 家の中の異変に気が付いた。 家の中はなにやら 争った形跡があり、 いつもいるはずの 母がいないのだ…。 そしてとっくに 帰って来ているはずの、 父までもがいないのである。 そしてテーブルの上には、 置き手紙のようなものがあった。 龍「まさかそんな!」 拓磨「マジかよ…!」 その手紙に書いてあった事は、 「龍君、 君の両親は預かった。 助けたければ、 西の方角にある竜神山に、 誰にも言わずに来い、 約束を守らなければ、 両親の命はない…」 と書いてあった。 龍「まさか…、 父さんまで…」 拓磨「あの親父さんまで 捕まえるってことは…、 ずいぶん強いな…、 竜神山か…、 結構遠いな…、 龍聞かなくても行くんだろ?」 龍「もちろん、 当たり前だろ?」 拓磨「まあな、 俺も付き合うぜ?」 龍「そんな! 申し訳」 龍の言葉を遮るように、 拓磨「そんな水臭いこと 言うなよ? 友達だろ? 親友だろ?」 龍「ありがとう…、 拓磨…」 拓磨「わっ、 泣くなっ!泣くなって! ほら準備するぞ?」 龍「うっうん…」 2人は準備をしています。 そして約一時間後…、 龍「よしっ…、 行くか!」 拓磨「おうっ!」 そして2人の旅は始まった。 竜神山を目指して…
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