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2人はファイルを出て…、
竜神山へ向かった…
龍「竜神山に着くのに、
どの位かかると思う?」
拓磨「ん~…、
分からないなぁ…、
元々そう簡単に
着けるとは思えない…」
龍は確かにと言う感じで
龍「ああ…、
敵の邪魔…、
とモンスターの事だろ?」
拓磨はうなずいた。
続けて龍は言った。
龍「たぶん…、
敵の奴らが、
妨害してくるのは
絶対だと思う…、
そう簡単に、
父さんを返して貰えるとは、
思えないから…」
拓磨「俺もそう思う…、
モンスターに関しては、
手当たり次第に
襲ってくるから…、
あったら襲ってくるだろうな…」
龍「まあしょうがないよ…、
それはそれで
練習台にすればいいし」
龍は笑顔で言った。
拓磨は心の中で
拓磨(ちゃっかりと…、
恐いこと言ってるし…)
龍「ん?どうかした?
拓磨?」
拓磨「!、なんでもねぇよ…」
龍「?」
その時!
龍「んっ!?」
拓磨「!?」
???「はっ」
―――ブンッ!
何かを振った音
龍「誰だっ!」
???「ほ~…、
かわされたか~♪」
拓磨「名を名乗れ…」
???「うるさい奴だな~…、
人に名を聞くときは、
自分から名乗るのが
礼儀じゃないのか?」
心の中で…
拓磨(いきなり攻撃しといて、
礼儀なんて
言ってんじゃねえよ…)
龍「龍、
天星 龍
(てんせい りゅう)」
拓磨「拓磨、
天ノ川 拓磨
(あまのがわ たくま)だ!」
名田神「ハイハイ♪
俺は名田神 勇馬
(なだがみ ゆうま)ってんだ♪
まあ挨拶はこの辺にして、
殺るか♪
一応急いでるんだろ?
両親を助ける為に♪」
龍「なぜその事を!?」
拓磨「まさか!
名田神…貴様!
敵か!」
と拓磨が言った瞬間に、
2人の背後に名田神がいた。
殺意がこもった言い方で、
名田神は言った。
名田神「そうだと言ったら?」
心の中で、
龍(!、早い!)
心の中で、
拓磨(何!?
いつの間に!?)
名田神「君達に試練をやろう♪
まあたいした
試練じゃないがな♪」
龍「なんだって!」
名田神「早速はじめるぞ…、
転移術(てんいじゅつ)…」
拓磨「させるか!」
龍「くらえ!
星流、瞬星斬(しゅんせいざん)!」
名田神「遅い…、
多数転進移転
(たすうてんしんいてん)!」
龍「間に合わない!」
拓磨「しまった!」
―――ヒューンビシュッ!
転移された音
龍「うわ~!
拓磨~!」
拓磨「くそ~!
龍~!」
名田神「ふんっ、
あっけないな…」
そして2人は、
離ればなれに
なってしまったのである。
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