第一話 新学期

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2人はいっきに凄く速く迫り、 交差した。 ―――ガキーン! 剣をまじえた音 拓磨「ちっ…」 拓磨がよろけぎみになった時、 龍は見落とさず素早く迫った。 龍「秘剣(ひけん)…、 星流(せいりゅう)…、 真空星斬(しんくうせいざん)」 拓磨「しまった… 体勢が…」 ―――ヒュンザバッ! 風を斬って風の刃 (かまいたちのようなもの) が拓磨を斬った音 拓磨「ちっくしょう…、 これでもくらえ! 秘剣、星流、 一心星斬(いっしんせいざん)」 龍「あれはヤバイッ!」 拓磨がもの凄く速く 迫ってきた! 拓磨「オリャー!」 龍「秘剣…星流結界術 (せいりゅう けっかいじゅつ)…」 拓磨「!」 龍「結星界(けっせいかい)!」 ―――バチバチッ!バチンッ! 拓磨の技が、 龍の結界に防がれた音 拓磨「なにっ! ふさがれたっ!」 またすかさず龍は、 もの凄く速く迫った。 そして龍は 拓磨の目の前で止まった。 拓磨「!」 拓磨は息を呑んだ。 龍「やめよう?」 拓磨「何言ってるんだ? 俺はまだまだやれるぜ」 と言いながら拓磨は、 少しふらついている。 龍「最初の真空星斬で きつかったはずだよ? 無理しなくてもいいんだよ?」 拓磨は力が抜けたかのように、 座り言った。 拓磨「やっぱり…、 お前には敵わねえなぁ…」 龍「大丈夫? 立てる?」 拓磨「大丈夫だ…、 どうせ治癒魔法で、 速く治してくれるはずだし…」 龍「それでも、 心配は心配だからさ…、 つい力がはいっちゃって…」 拓磨「大丈夫だって…」 その後拓磨は、 保健室に向かい無事回復、 龍もひと安心したのであった。 その後の授業も無事終了し、 拓磨と龍は、 途中まで一緒に帰り、 その後自分の家に帰った。
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