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「まずはチュートリアル受けないとな」
「チュートリアル?」
ああ、わからない人に説明。こういうオンラインゲームは最初に操作方法の講習みたいなのを受けてから冒険が始まる。
飛ばすこともできるが、どちらも初心者なのでここは受けておこう。
「あ、あの人足細いぞ。話しかけてこよかな」
「あれはNPC」
こいつはオンラインゲームでもかわらんな。
女の子の足ばかりみている。
足フェチなのだ。
しかしこのゲームは足の細さも一定ではなく、現実世界のように不揃いになっている。
そんなとこまでリアルなんだな。
とりあえずそのNPCに近付き、話しかける。
「ファイナルゲームの世界にようこそ♪
このゲームをするのははじめてかなっ?」
「おお!」
隣の大西から歓声。
俺も歓声をあげるほどではないが、驚いた。
NPCにも声がついていたのだ。
しかも、担当している声優はアニメでもよく耳にする声だった。
豪華だな。
「はじめてです」
「そっか!じゃあ私のむかいっかわにいる男の人に話しかけてっ!
最初のチュートリアルは買い物の仕方だよっ!」
早く戦闘をしてみたい・・・。
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