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流れ星に願いをかける
それは昔からの定説
私は飛行機雲に
願いをかける
昔からどん臭い私は
流れ星には
追い付かない
飛行機雲は
待ってくれる
もっとゆっくりでも
いいんだよ…
例え飛行機雲に
願いを叶える力なんて
無くても
私は飛行機雲に
願いをかける
あのね
皆と仲良くしたいの
スーッと筆で
書いたような雲が
私の願いを
未来へ届けてくれる
幼い頃
鉄棒にぶら下がって見た
飛行機雲を
覚えていますか?
今の私は
もう一人じゃ無い
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