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貴方が
いない朝は
昨日と同じように
おとずれて
でも朝が来て
やっぱり
貴方はいないんだと
実感する
夢であって欲しい
そう祈りながら
眠った夜
祈りは
届かなかった
貴方の存在は
日毎に膨れ上がり
貴方と過ごした時間だけが
私の全ての過去となる
他の誰かが
笑っても
全てが
貴方の笑顔と重なる
どれだけ思っても
もう届かない
私の心にも届かない
今はただ
悲しみより
貴方が苦しまなかったかと
聞く事しか
私には出来ない
どれだけ言葉を
並べても
貴方の事を
全て伝える言葉が無い
貴方がどれだけ
大切な人であったか
今の私には
語る言葉が無い
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