いただきます。

2/2

13人が本棚に入れています
本棚に追加
/70ページ
昔から 私は食べ物を 残せない   お百姓さんがとか 漁師さんがとか 世界には食べたくても 食べられない人がとか   どれも間違っては いないと思うけれど   私の残せない理由とは 違うんだ   私の理由はただ一つ 『命』   どんな素材でも みんな命があって それを人間が止めて 食卓に並ぶ   テーブルの上に出すまでが 料理する人の命への責任 テーブルに並んでからは 食べる人の責任   それでもどうしても 捨てる所は出て来る訳で   だけどそれを 少しでも減らそうとする努力は 誰でも出来ると思う   努力しても駄目なら 許してくれると思うんだ   命を無駄にするなら それだけの理由が 無くちゃ駄目だよ   メタボという略称が出来てから みんな変に少し残す   だったら注文するなよ 作るなよ   でもね 仕入れた分売れなければ その分は捨てられる   食べ物を 一番大切に出来る場所 感謝出来る場所は 自宅で自炊だと 思いませんか?   でも一人のご飯は 美味しく無いよね   せっかく命をいただくなら 美味しく食べたほうが みんなが幸せだよね   何を食べても同じの 過食じゃ無くて 味わって食べたいな   私達は命を食べて生きている   美味しくいただくには 食べる人が楽しく 食べなきゃね
/70ページ

最初のコメントを投稿しよう!

13人が本棚に入れています
本棚に追加