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次の日の夜。
仕事が終わって彼氏と電話し終わった頃に直人がｱﾊﾟｰﾄに来た。
直人はたまに夜中のみｽﾄﾘｰﾄﾗｲｳﾞをやる。
ゆずのｺﾋﾟｰをほとんどこなす。
やる場所は飲み屋街だったり、駅前だったり。
直人はたまに私のｱﾊﾟｰﾄでゆずを弾いてたりする。
私も一緒に歌ったりする。
「奈保子、今度一緒にｽﾄﾘｰﾄやろうよ♪」
えええっ！？
「いや～、自信ないし‥‥。」
「奈保子いい声してるから大丈夫っ♪地声低いから男の高音ｽｹﾞｰ上手いよっ！」
嬉しいんだか、嬉しくないやら‥‥。
ﾌｸｻﾞﾂ‥‥。
「ん～、人がめっちゃいる所って恥ずかしいなぁ‥‥。」
「したらこないだ行った夜の海でやろうよっ！不安ならｱｽｶとﾕｳｷも誘おうよっ♪」
何故にこんなに歌わせたいかなぁ‥‥。
「ん～‥‥、分かった。やってみる。」
「ﾖｼｯ！！じゃあ更に練習するか♪今週中にはやろうなっ！」
直人はめっちゃ嬉しそう
まっ
いっかぁ。
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