19歳の浮気②-イケナイ事-

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直人と私は私の部屋でずっと話していた。       私は何故かこの時直人に彼氏の話を聞いてもらっていた。        「何かさ、1年過ぎるとなぁなぁ付き合う事になるのかなぁ‥‥。私は愛されてる自信が無い‥‥。」       少しの沈黙。       直人が口を開いた。       「俺は奈保子の明るい所や素直な所が好きだよ。」     直人は私の頭を撫でながら言ってきた。     あまりに心に直人の声が響いて涙がでた。     「ありがとう‥‥直人。」         直人はそのまま私を抱きしめてきた。           私はイケナイと思っても何故か直人の腕が嬉しかった。       直人はそのまま私にキスをしてきた。     彼氏とは違うキス。       直人の手は私の胸に触れてきた。       「あっ‥‥直人っ!やっぱり私っ‥‥。」       「俺は奈保子の事悲しませない。」       「‥‥うん。」       直人のその真っ直ぐな眼と言葉で私は安心したのかもしれない。       「私は直人を信じる‥‥。」         その時直人が抱きしめてきた腕は私を強く強く私を包んだ。          
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