記憶と始まり

2/4
前へ
/47ページ
次へ
―ママ…?どうして泣いているの……? ―レオ、ごめんなさい……… そうして俺は部屋に閉じ込められた ただ聞かされたのは自分が『ここにいてはいけない』ということだけ…… 「………っ!?」 俺は慌てて飛び起きた 「何で今頃……クソっ!!」 とりあえず嫌な汗を流すために浴室へと向かおうとするが…… バタバタ…… 『あっちだ!!捕まえろ!!』 数人の足音と銃声が聞こえてくる 「騒がしいな……」 するとドアが開き誰かが入ってきた 「…はっ…はぁ…」 「お前が侵入者か?」 「なっ…人!?」 「ここは俺の部屋だからな……来い」 「…………」 「捕まって死にたいなら別だが?」 「……わかった」 彼は侵入者を部屋にある隠し扉の向こうに追いやった 「そこから出るなよ」 「あぁ……」
/47ページ

最初のコメントを投稿しよう!

305人が本棚に入れています
本棚に追加