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その瞬間ドアが開き追っていた奴らが入ってきた
「何のようだ……」
「……こちらに侵入者が来ませんでしたか?」
「いや……」
後ろで男の部下らしき奴が騒いでいる
「ここは俺の部屋だ出ていけ……」
「しかし……」
ヒュッ――
ナイフが男の頬をかすめ壁に突き刺さる
「ひっ!……」
「死にたくないなら出ていけ!!」
男は部下達を連れ慌てて部屋を出た
鍵を掛け侵入者を出す
「お前、名前は?」
「……ラウド」
「ここには何の用で来たんだ?」
「………」
「言えないか……どうせ『殺人兵器を壊しに来た』とかだろ?」
「………!?」
レオはため息をつきながらラウドに近づいた
「それは俺の事だ、俺を殺せばお前の任務は終わる」
「なら………なぜ悲しそうな顔をする?」
そう言われ思わず目をそらす
しかし諦めたように
「生きている意味が無いからな」
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