プロローグ

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プロローグ

フィルターを一噛みして、マルボロに火をつけた。 煙りを肺に、目一杯吸い込んだ。 傾きかけた太陽の陽が、ソメイヨシノとコントラストして見とれていた。 春の風と共に、桜の甘い香りがして、花びらは散っていった。
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