雪見酒
3/124
読書設定
目次
前へ
/
148ページ
次へ
太陽が沈み夜が深まってきた頃、気温は一段と下がり、空から塵のような粉雪が降ってきた。 東京では、これが今年の初雪だった。 柏木が母親と経営している居酒屋[とり誠]は、この雪のせいもあって客の引きも早かった。 零時過ぎ、のれんを入れようと表へ出るとアスファルトには、二センチほど雪が積もり始めていた。 柏木が片付けをしていると、ポケットの中の携帯電話がバイブレーションした。 友達の国見からの着信だった。
/
148ページ
最初のコメントを投稿しよう!
38人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
8(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!